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指輪が外れない時 [加工・修理(指輪)]

 

弊店では、オーダージュエリーの他、
リフォームや修理なども承っております。

修理のご要望も多く、
毎日いろいろなお客様がご来店されます。

修理で多いのが、指輪のサイズ直しや
ペンダントのチェーン切れの修理などですが
その他、皆様が聞かれたら、
ちょっと驚かれるような修理もあります。

先日ご来店されたお客様ですが、
婚約者の方から頂いた大切な指輪が
外れなくなってしまったと、少し慌てていらっしゃいました。

話を伺ってみると、
指輪を頂いたのは1週間ほど前で、
その時は問題なく、はめたり外したりできたそうなのですが
ある日、お酒を飲んだら、
その後全く外れなくなってしまったそうです。

何ヶ月も外れなくて、苦しんで「指輪を切って下さい」と
来られる方はたくさんいらっしゃいます。

さて、今回のお客様の場合
まだ、外れなくなって数日のことであれば
しばらくして、指のむくみが収まれば、
外れる可能性があると思いましたので
まだこのまま、何日か様子を見られたらどうですか、と
お勧めしたのですが
「痛くて眠れないほど苦しい。指輪の夢も見る」というほど
痛がっていらっしゃいましたので
指輪を切断することにしました。

どうやって切断するかというと、
指と指輪の透き間に当て金のようなものを入れ
上からノコ刃で切っていきます。
あっと言う間の作業です。
今日の日記の冒頭の写真は
その作業中のものです。
あとできれいに復元できるよう、
刻印や石の位置なども考えながら
切断する位置を決めます。


専用のカッターなどもあるそうですが
切り口がきれいにならない為
復元の時のことを考えて、ノコ刃を使います。

もちろん、切ったあとは
通常のプラチナやゴールド、シルバー素材などであれば
元通りになりますので、ご心配なく。

ただ、構造上、復元が無理なものもありますので
切る前に、指輪の素材、入っている石の状態など慎重に確認して、
その旨、お客様に申し上げた上で作業を進めます。

指輪がはずれないまま、我慢している方は多く
内出血を起こしているにもかかわらず、
何年もそのままの方もいらっしゃいます。
初期のうちは、指輪と指の間に多少の透き間もありますので
作業がしやすいのですが
あまりにも腫れている状態だと大変です。
指輪のサイズ直しは、どうぞお早めに・・。

もうひとつ、以前、ステンレス素材の指輪が外れなくなった方が
来店されました。
しかし、どうしてもノコ刃で切ることができませんでした。
チタン素材の指輪も、切断することは難しいです。
これらの素材の指輪を持っていらっしゃる方は
十分注意されて下さい。

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